一代過ぎればまた一代が起こり
コヘレトの言葉 1章4-5節
永遠に耐えるのは大地。
日は昇り、日は沈み
あえぎ戻り、また沈む。
国際関係論とは何か
(2002年3月20日の政治日記より抜粋)「国際関係論とは何か」という問いは、簡単に言えば国際関係論とは何の為に存在し、国際政治学者は何故理論を使わなければならないのか、…
続きを読むなぜ理論を語るのか
(2002年頃の文章)日本には、多くの優れた国際問題の解説サイトがあります。その数は年々増えてきて、とても頼もしい限りであるというのが本音です。語られている内容のクオリテ…
続きを読む序論:ゲームのルール
ここでは国際関係論の各学派を簡単に紹介していきますが、まず始めに各学派の共通認識とも言える、国際政治の基本ルールを説明しなければなりません。なぜならば、この国際政治という名のゲー…
続きを読む現実主義:闘わなければ生き残れない
良き現実主義者であればあるほど、決して「国際社会」とか、「グローバルな」とか、「国際的共同体」とかいう表現を使いません。私も上記の表現を使わないように務めています。それでは、現実…
続きを読む自由主義:生き続ける白人覇権の歴史
自由主義は、国際関係論では理想主義、多元主義とも言われています。それらの定義にはお互い大きな差異がありますが、国際関係をどのように捉えるかという問題、また平和をどのように達成する…
続きを読むマルクス主義:世知辛い世の中
さて、前章は自由主義という、内容はともかく非常に込み入った学派の説明のために多くのスペースを割いてしまいました。よって、読者サービスとしてマルクス主義の説明を最小限に留めたいと思…
続きを読むコンストラクティヴィズム:認識論の問題
コンストラクティヴィズムとは、「我々が住む世界は、我々が我々の望むように見ているために作り出された幻想に過ぎない」という考え方です。パッと見、何を言っているのか分からないところが…
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